頭痛

アットブログ

2022.06.13 更新

食べ物

梅雨に入り、湿度が高くなったり、気圧差・温度差が激しくなる時期が来ました。頭痛も重くなりやすい時期です。

頭痛の対処法は色々ありますが、今回は栄養の観点からみていこうと思います。

まず頭痛の方に摂ってほしい栄養素は、マグネシウムとビタミンB2(リボフラビン)です。

 

マグネシウム
頭痛薬にもよく添加されています。
「丈夫な骨を作る」「動脈を弛緩させ血圧を下げる」「親族や動脈を含めた筋肉のケイレンを抑える」「神経の興奮を抑えて心を落ち着かせる」といった効果があります。
頭痛的には「動脈を弛緩させ血圧を下げる」のと「神経の興奮を抑える」という所が効果を期待できます。

 

ビタミンB2
水溶性ビタミンで摂りすぎの心配がありません。
「脂質の代謝を助ける」「過酸化脂質の分解を促進する」「粘膜を保護する」「皮膚や爪、髪などを作る」「ミトコンドリアの働きを助ける」といった働きをします。
頭痛的には「過酸化脂質の分解」「ミトコンドリアの働きを助ける」というのが有効そうです。
※片頭痛の人はミトコンドリアの働きが悪いと言われていて、ビタミンB2によってその働きを改善した結果、改善したそうです。ただ研究の際には400㎎くらい投与したようなので、けっこうな量です。ビタミンB2は一度に吸収できる量が27㎎程なので、実際にはもっと少ない量でいいのでは?と思います。

 

マグネシウムは、ホウレンソウ・アーモンド・ヒジキ・玄米ご飯などに多く含まれています。カルシウムとのバランス(Mg1:Ca2くらい)が大切なので、一緒に摂る事をおすすめします。

 

ビタミンB2は、レバー・ウナギ・カレイ・鶏卵・納豆・アーモンドなどに多く含まれています。上記のように必要量はけっこう多いと思われるので積極的に摂っていくと良いと思います。

 

逆に頭痛を持つ人におすすめできないのが赤ワインチョコレートチーズです。チラミン(ビタミンB1)やアミンが含まれているものがよくないとされています。

が、アルコール以外は摂取量と体質で誘発されるかどうかは個人差があります。明らかに摂取すると調子が悪くなるもの以外はあまり神経質になりすぎない方がいいと思います。

 

食べ物で頭痛(特に片頭痛)が誘発されるということも多々ありますので、普段食べているものを見直してみても良いかもしれません。

 

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投稿者: アット接骨院

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2022.06.06 更新

後ろ姿頭痛

梅雨入りをしたようで、これからは雨と湿気の戦いですね。気温や気圧の変化が激しいので気をつけて過ごしましょう。

こういう時期は特に感じる方が多いかと思いますが、気圧の変化で頭痛が出る場合があります。

酷いと沖縄付近に台風が発生した時点で頭痛を訴える人も……。

天候が予測できるのは便利ですが、痛いのは嫌ですね。

 

低気圧とともに生じる頭痛は、主に血管の影響が考えられます。

気圧が下がるという事は、身体を押さえつける圧力が減るという事です。

そうすると血管が膨れるため、それが三叉神経を刺激して頭痛が起こるというメカニズムで生じます。

また内耳は平衡感覚を司りますが、気圧も敏感に感じ取るようです。それが自律神経(気圧の高低で身体を調節しなくてはいけない)に影響を与えて、頭痛をはじめとした体調不良を起こすという説もあります。

 

いずれにしても気圧によって、頭の血管が膨張することで痛みが出ていると考えられています。

 

低気圧に対抗するには、頭痛矯正や規則正しくメリハリのある生活も有効ですが、「気圧に強くなる体操」をすることでもじょじょに強くなっていきます。
以下のリンクを参考にしてみてください。

低気圧に抗う体操の話

 

また、

・耳の後ろ・もしくは耳自体を温めたりほぐしたりする

・気圧の低下を予想できれば酔い止めを飲んでみる

・気圧調整できる耳栓をつけてみる

などでも低気圧に対抗できますので、参考までに。

 

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2022.04.16 更新

ストレス

 

当院のサイトでもよく出てくる「自律神経」という言葉。名前はよく聞くけど、なにそれ?って感じですよね。

 

ヒトの神経は大きく中枢神経(脳と脊髄)と末梢神経(体性神経系と自律神経系)に分けられています。
末梢神経の内、身体の内外からの反応を受け取ったり運動をさせるための神経を体性神経系、体内の調節を自動的に行うのが自律神経です

 

上記の通り自律神経は身体を調節するのに必須の機構です。
自らの意思とは関係なく自動的に身体を調節する神経……具体的に言うと、心臓を動かしたり、血管を収縮させたり、汗を出したり、くしゃみをさせたり。
こんな感じのものなので、生きていくために必須です。

 

この自律神経は、交感神経副交感神経という二つの神経で構成されてて、切り替わりながら身体を調節しています。

 

交感神経は身体を活発にする。
主に起きている間に優位になっているのが交感神経です。
血圧や心拍数は上がり、筋肉は緊張し、発汗しやすくなります。なんとなく活発になりそうな気がしますよね。

 

交感神経は身体を休める。
主に寝たり休んでいる時に優位になっているのが副交感神経です。
血圧や心拍数は下がり、筋肉は弛緩します。その変わり胃腸の動きが活発になります。こちらはなんとなく身体が動かしにくくなる感じがしますよね。

 

この二つの神経がバランスよく働けばいいのですが、どちらかの神経がずっと働き続けていると良くありません。
現代の人は交感神経が優位になりすぎているので、なかなかリラックスモードになれず、ストレスに押しつぶされてしまったり、筋肉がパンパンに張りやすくなってしまったりします。

 

なので多くの人は、副交感神経を優位にするための行動が必要になります。
それは、お風呂にじっくりと浸かったり、ゆったりとした時間を過ごしたり、美味しいご飯をゆっくり食べたり、行動もあえて丁寧に行ってみたり……こんな感じのことです。

 

以下、身体部位に応じた自律神経の働きを表にしてみました。参考にしてみてください。

 

自律神経の表

 

投稿者: アット接骨院

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2022.04.10 更新

4月に入り年度が変わって、お仕事や生活が変わったという方も多いかと思います。PC作業が増えたり、下を向いて作業するようになったり、スマホゲームにはまってしまったり……

今は下を向いて、肩を前に出し、手先を動かす作業が圧倒的に多くなりました。なので、気をつけていないとすぐにストレートネックになってしまいます。

 

骨模型_頸椎

 

ストレートネック。
よく聞く言葉かと思いますが、改めて説明すると……
首の骨は本来、重たい頭を支えるために湾曲しています。それが様々な要因でまっすぐになってしまうのをストレートネックと言います。

 

□壁にお尻と背中と頭がつきにくい
□パソコン(特にノートPC)を見ている事が多い
□上向きで寝にくい
□肩が前に出てる
□身体をあまり動かさない

上記に当てはまる方は、ストレートネックになっている、もしくは予備軍の可能性があります。

 

ストレートネックになると重たい頭を支えるのに、周囲の筋肉を余計に使わないといけなくなるので、首や肩、背中、腰の方までパンパンになったり痛くなったりします。

また首の骨にも負担をかけるし、頭痛にも影響があるし、交通事故では通常の首よりも大きなダメージを受けるので、本当に良い事がありません。なにより見た目的にもあまりかっこいいと言えません。

 

では、どう気をつけていくか?
 ・目線と首の位置と肩の位置に気をつける。
 ・ずっと同じ姿勢でいるのは避ける。
 ・首の前側や胸、お腹の筋肉をほぐす。
 ・首の後側や肩甲骨、背中の筋肉を鍛える。
この辺を意識して生活をしていく事で、ストレートネックは改善されていきます。

投稿者: アット接骨院

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2022.03.17 更新

ここ1週間くらいでだいぶ暖かくなってきて、むしろ暑い感じですね。

過ごしやすくなった反面、花粉が飛んでて大変な季節でもあります。

花粉って目が痒かったり、鼻周りがひどいことになったり、咳が出たり、気怠さ、頭痛などいろんな症状がでますよね。

 

マスク頭痛

 

花粉を異物として認識して、排出しようという身体の反応がクシャミや咳・鼻水・涙。

 

花粉が体内に入ったことで上記のような働き+免疫細胞の過剰な働きで炎症が起きてしまった結果起こるのが、鼻づまりやムズムズ感、目の痒さ。

 

大雑把ですが、だいたいこんな感じだと思います。

 

そして頭痛も起こります

 

これは……、

 

鼻水がですぎたり、鼻の通りが悪くなることによって起こる副鼻腔炎のせいだったり、

 

ヒスタミンという物質による血管拡張作用だったり、

 

鼻詰まりによるマスク頭痛の様な脳内血流の低下によるものだったり、

 

痒さや鼻水を始めとした不快感によるストレスとそれによる睡眠不足による負のストレススパイラルだったり……

 

とけっこう色々です。

 

なのでこの時期に頭痛が辛くなる場合は花粉対策をすることで、軽快することもあります。

 

一方で、実は花粉関係なく季節の変わり目で自律神経がちょっと駄目になっている可能性もあります。

 

もし花粉対策しても駄目な場合は、アットまでご連絡ください!

 

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投稿者: アット接骨院

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2022.03.04 更新

前回( 自律神経の話・1 )は自律神経についてざっと書きました。

簡単にまとめると……

・自律神経は交感神経と副交感神経があり、このバランスが心と身体に影響を与える。
・そして自律神経を整えるには『ストレスをなんとかして規則正しい生活を送る』のが大事。

……という内容でした。

今回は自律神経を整える具体的な方法です。

 

規則正しい生活。

朝日を浴びて起床し、決められた時間に食事や休憩、睡眠をとるようにするだけでも変わってくるはずです。複雑な毎日をシンプルするという意味でも、良いと思います。

 

食事に気をつける。

自律神経を整える効果のある栄養として……
トリプトファン(乳製品・ナッツ類・肉や魚など)
ビタミンB6(レバー、鶏肉、にんにくなど)
……が有名です。
この二つに関しては、バナナ納豆に多く含まれているので、この二つを日常的に取っておくと良いと思います。
もちろん、他にも炭水化物や食物繊維なども必要なのでバランスよい食事を心がけるのが大切です。

 

運動をしてみる。

副交感神経を優位にする事のできる腹式呼吸を取り入れやすいゆったりとした運動の方がいい気もしますが、運動によるストレスの緩和や達成感を味わうというのも効果があるので、好きな運動で良いと思います
5分くらいのゆったりとしたストレッチをクールダウン変わりに採用してみるのもいいですね。

 

ストレスをなんとかする。

ここが一番のネックですよね。
ストレスをかけられた時点で、交感神経が優位になってしまいます。対処としては、ストレスの原因を断つか、ストレスを抱えつつも副交感神経が優位になる時間も多く作るという感じでしょうか。
趣味に没頭する・好きな人と過ごす・おいしいものを食べてよく眠る……どれも効果的ですが、けっこう実行に移しにくいですよね。まとまった時間が無かったり、時間が合わなかったり、食事制限してたりと。
でもその辺りはなんとかうまくやっていくしかありません。

その他ではストレスに強い身体を作るという方法もあります。
人は胸を張ってやや上を向いて大股で歩いていると、ネガティブな事が考えられなくなるという研究があります。
こういう姿勢を自然に取れるようになれば、余計なストレスはかからずに済むかもしれません。

 

習慣にしてしまえば自律神経を良好に保つのもけっこう簡単にできると思います。
まずはできる範囲で習慣化していくと良いと思います。
お手伝いできることもあると思いますので、自律神経についてもお気軽にご相談ください!。

投稿者: アット接骨院

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2022.02.21 更新

頭痛は痛む箇所でもなんとなく、判別がつきます。

 

「こめかみが痛い」「側頭部が痛い」だとだいたい片頭痛かな?という感じです。

 

「頭全体が痛い、重い」は緊張性頭痛の事が多いです。

 

「目の奥が痛い」だと群発性頭痛・片頭痛両方の可能性がありますが、痛みの頻度と強さで見分けることができます。

 

ただ複数の要因が混ざっている事もあるので、「基本こめかみが痛いんだけど、全体的に頭が重い」「こめかみと側頭部と前頭部と後頭部と目の奥が痛い」といった事もあります。

 

なので初回はじっくりお話を聞かせていただくのが大事だと思っています。

 

また症状によっては日々の記録をつけていただき、そこから治療の方針を決めていく事もあります。

 

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投稿者: アット接骨院

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2022.02.19 更新

2月も間もなく終わりますね。
少ない日数に、増えた祝日。余計に短く感じます。

来月になれば少し暖かくなってきます。
それ自体は嬉しいことですが、季節の変わり目なので無理をせず身体を大切にしたいですね。

 

季節の変わり目というのは自律神経が乱れやすいと言われています。
特にこれからの季節は人とのかかわり方や環境が変わる事が多いので余計です。

 

自律神経が乱れると「なんとなくだるいなぁ……」からはじまり、気持ち的にも落ち込んでしまったり、不眠になったり……。

 

 

さらには頭痛や身体の痛み・痺れ、内臓の不調なども出てきます。

不調

 

では自律神経を乱れないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

 

簡単に言えば、『ストレスをなんとかして規則正しい生活を送る』です。

 

まず自律神経の仕組みを簡単に説明すると……
自律神経には2種類あります。
交感神経 :活動している状態、主に昼に優位になる。
副交感神経 :休息している状態、主に夜に優位になる。
この二つのどちらが優位になるかで、心や身体の調子が変わってきます。
「活動しないと!」って思うと、血圧や体温を上げて動きやすくするために交感神経が優位になるという感じです。

 

次回は、自律神経を整える方法を色々ご紹介します。
習慣化できると強くなります。

 

>>自律神経の話・2へ続く

投稿者: アット接骨院

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2022.01.13 更新

寒い

寒い日が続きます。

 

今年はすでに雪も少し積もったし、風が強い日が多い気がします。

 

寒いと、色々と身体にも影響が出てきます。

・筋肉が緊張し、それが過ぎれば痛みが出てきます。

・身体が丸まりがちになる為、姿勢が悪くなります。

・室内外の気温差で、頭痛が出ることもあります。

・免疫機能が落ちてくるので、風邪などになりやすくなります。

 

しっかりと身体を暖めるのが大切です。

 

以下は身体を暖める一例です。

 

・朝に軽く身体を動かす。
ふくろはぎやふとももを軽く動かすことで、血行がよくなり一日中代謝が上がるので、何もしないよりは温かく過ごせます。頑張りすぎず、本当に軽く行うことが大事です。

 

・白湯を飲む
内臓を暖めまる事で、その分のエネルギーを他の事に使えるので身体が動きやすくなります。この状態の方が代謝もあがるので、身体が温まりやすいはずです。ショウガやシナモンを加えることでさらに効果があがります。

 

・カイロを張ってでかける。
首と背中の境目辺り、お腹などがおすすめです。この二か所に貼るだけでもかなり身体は温かく感じます。追加で張るとしたら、足首辺り。首の変わりに背中、お腹の代わりに腰なども良いと思います。

 

ある程度、寒さに触れる事で代謝があがったり、褐色脂肪細胞の活性化が期待出来たりと悪い事ばかりではありませんが、やはり基本的には温めていきましょう!

投稿者: アット接骨院

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2021.12.26 更新

片頭痛と偏頭痛。

どちらが正しい表記なのでしょうか?

医療機関的には"片頭痛"という表記の方が正しいとされていて、頭痛外来などではこちらの表記が使われいることがほとんどです。

もともと片側が痛くなる頭痛という事なので、こちらの表記一択な気がします。

 

しかし一時的に「偏頭痛」という表記が、広辞苑に乗っていたことがあるらしく、携帯やパソコンの変換でも"偏頭痛"の方が先に出てくる事が多くあります。

ちなみに中国では"偏頭痛"という表記を用いるようです。

あと室町時代の資料にも"偏頭痛"という表記があるようです。

 

どちらでも良いのかもしれませんね。通じないということはないはずですし。

 

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投稿者: アット接骨院

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