自律神経に目を向けてみる話
2022.05.17 更新

5月も半分が過ぎて、そろそろ気温・湿気ともに上がってきて、雨の頻度が増えたり、寒暖差が出てきたりしますね。
梅雨の到来です。
また気候の変化によって、体調もおかしくなります。
頭が痛くなったり、身体がだるくなったり、いつもよりも肩や腰が痛くなったり……。
このような状況は自律神経が関係していることが大いにあります。
そうじゃなくても自律神経系の問題を解決する事で、症状が楽になったりします。
自律神経が乱れると、眠れない・起きれない、頭痛がする、身体がだるかったり硬かったりして動かしにくい、なんなら痛い……こんな感じの症状になりがちです。
自律神経ってなんなの?については、コチラをご覧ください。
まずは以下のチェックシートで、自分の自律神経の状態をチェックしてみましょう!

①交感神経も副交感神経も働きが強いタイプ
このタイプの方の自律神経は理想的と言えます。交感神経・副交感神経ともに高い水準で拮抗しているので、身体の調子も良いし精神も安定しています。
この状態を維持するための工夫をしていきたい所です。
②交感神経が強く副交感神経が弱いタイプ
自律神経が乱れているね、と言われるとだいたいがこのタイプだと思われます。年々、副交感神経の方が優位になりにくくなっていくので仕方がない面もありますが、しっかり対策はできます。
要するにストレスを感じない、感じてもリカバリーできるようにしていけると良いと思います。
③副交感神経が強く交感神経が弱いタイプ
このタイプは無気力やウツ状態になりやすいかもしれません。また免疫力が強くなりすぎるようなので、アレルギーや喘息の症状が強く出たりする事もあります。あと太りやすかったり。朝も弱い傾向があるので、眠りと目覚めに工夫が必要です。
交感神経を優位にするために運動やしっかり朝陽を浴びたりがおすすめです。
④交感神経も副交感神経も弱いタイプ
体調・気分ともに沈みがちな事が多いタイプです。どちらの神経も低いレベルなためです。呼吸や血流は弱く、内臓機能も低下していると思います。気持ち的にもやる気が起きなかったり集中力が続かなかったり。
まずはしっかりと栄養と休養を取り、頭や身体を動かし、規則正しい生活をしていくのが大事だと考えます。
診断チャートの結果はいかがだったでしょうか?
①を目指して、それを維持していくのが目標となります。
そのためには薬や頭痛矯正ももちろん良いのですが、まずは生活や環境の改善をしてくのが大切です。
交感神経が優位すぎる場合は、周囲にあるストレスを何とかしたり、リラックスできる時間を作ったり……、
副交感神経が優位すぎる場合は、まずは朝にしっかり目覚める事ができる生活を心掛けていくと良いと思います。
上記に平行して食事(栄養)や運動に気を使っていきましょう。
さらに姿勢を良くしたり、身体の気になる所を治していくとより良いです。
季節的にも自律神経は乱れやすい時期なので、いつもよりもさらに気をつけてみましょう!
投稿者: アット接骨院