2022年4月

アットブログ

2022.04.22 更新

ここの所は暖かくなってきて、身体を動かすのに適した季節になってきましたね。

「運動を始めたよ」という方も増えてきています。

しかし運動につきもののなのが怪我です。

 

足関節捻挫の冷却

 

怪我を防ぐには……

 

・しっかりと身体を暖めてから取り組む

 

・正しいフォームで行う

 

・無理をしない事

 

この辺りに気をつけるのが大切です。

しかし、それでも怪我をしてしまう事が往々にありますよね。

 

今回は怪我をしてしまったら……というお話です。

 

まずは怪我の種類。

捻挫
捻った結果、靭帯など軟部組織を損傷してしまう怪我。足や手に多く見られますが、肩や腰、膝など、関節部分であればどこでも可能性があります。スポーツによって頻度や部位は異なりますが、一度くらいは経験しているはずです。

打撲
身体のどこかを強くぶつけてしまった怪我です。捻挫や骨折なども併発する事があります。ぶつけた結果の怪我なので、身体のどこでも発生します。格闘技やラクビーなどコンタクトスポーツで特に多く見られます。

骨折
骨が折れてる状態です。強くぶつけた時はもちろんですが、骨の片側が固定されている状態でもう一方に強い力がかかった結果、骨折してしまう事もあります。だいたい強い痛みと腫れがあります。ヒビも骨折です(不全骨折)。

脱臼
関節が外れてしまう怪我です。強くぶつけたり、テコが働くような状態になったりする事で起こります。痛いし関節部分が変形してしまいます。スポーツでは肩関節でよく起こりますが、顎や肘などでも比較的よく見られます。

 

上記の怪我はまずは、冷やして安静、できれば圧迫固定を施します。患部を心臓より上に上げておければより良いですが安静優先。

これをRICE処置といいます。

 

ライス処置

 

その場でRICE処置をしたら、すぐに医療機関を受診しましょう。捻挫か打撲か骨折か脱臼か分からない事もあるし、併発してる事も考えられるからです。

ちなみに安静は、なるべく動かさず、痛くない肢位を保つという事です。圧迫固定と組み合わせると効果的です。

冷やすのは、氷嚢があればそれを、無ければタオルなどで包んだ保冷剤で大丈夫。患部を冷やします。

圧迫固定は、タオルやハンカチなどで患部を動かさないようにします。支え等があるとなお良いと思います。

また擦り傷や切り傷と併発する事もありますので、傷はよく洗いできれば滅菌済みのガーゼや絆創膏で傷口をふさぎます。"よく洗い流す"というのが重要です。

 

状態が分からない・対処が分からない場合でも上記のようにする事で応急処置となります。

実際の治療については、状態の把握と技術、場合によっては道具なども必要になりますので、無理に行わないようにしましょう。

投稿者: アット接骨院

アットブログ

2022.04.16 更新

ストレス

 

当院のサイトでもよく出てくる「自律神経」という言葉。名前はよく聞くけど、なにそれ?って感じですよね。

 

ヒトの神経は大きく中枢神経(脳と脊髄)と末梢神経(体性神経系と自律神経系)に分けられています。
末梢神経の内、身体の内外からの反応を受け取ったり運動をさせるための神経を体性神経系、体内の調節を自動的に行うのが自律神経です

 

上記の通り自律神経は身体を調節するのに必須の機構です。
自らの意思とは関係なく自動的に身体を調節する神経……具体的に言うと、心臓を動かしたり、血管を収縮させたり、汗を出したり、くしゃみをさせたり。
こんな感じのものなので、生きていくために必須です。

 

この自律神経は、交感神経副交感神経という二つの神経で構成されてて、切り替わりながら身体を調節しています。

 

交感神経は身体を活発にする。
主に起きている間に優位になっているのが交感神経です。
血圧や心拍数は上がり、筋肉は緊張し、発汗しやすくなります。なんとなく活発になりそうな気がしますよね。

 

交感神経は身体を休める。
主に寝たり休んでいる時に優位になっているのが副交感神経です。
血圧や心拍数は下がり、筋肉は弛緩します。その変わり胃腸の動きが活発になります。こちらはなんとなく身体が動かしにくくなる感じがしますよね。

 

この二つの神経がバランスよく働けばいいのですが、どちらかの神経がずっと働き続けていると良くありません。
現代の人は交感神経が優位になりすぎているので、なかなかリラックスモードになれず、ストレスに押しつぶされてしまったり、筋肉がパンパンに張りやすくなってしまったりします。

 

なので多くの人は、副交感神経を優位にするための行動が必要になります。
それは、お風呂にじっくりと浸かったり、ゆったりとした時間を過ごしたり、美味しいご飯をゆっくり食べたり、行動もあえて丁寧に行ってみたり……こんな感じのことです。

 

以下、身体部位に応じた自律神経の働きを表にしてみました。参考にしてみてください。

 

自律神経の表

 

投稿者: アット接骨院

アットブログ

2022.04.10 更新

4月に入り年度が変わって、お仕事や生活が変わったという方も多いかと思います。PC作業が増えたり、下を向いて作業するようになったり、スマホゲームにはまってしまったり……

今は下を向いて、肩を前に出し、手先を動かす作業が圧倒的に多くなりました。なので、気をつけていないとすぐにストレートネックになってしまいます。

 

骨模型_頸椎

 

ストレートネック。
よく聞く言葉かと思いますが、改めて説明すると……
首の骨は本来、重たい頭を支えるために湾曲しています。それが様々な要因でまっすぐになってしまうのをストレートネックと言います。

 

□壁にお尻と背中と頭がつきにくい
□パソコン(特にノートPC)を見ている事が多い
□上向きで寝にくい
□肩が前に出てる
□身体をあまり動かさない

上記に当てはまる方は、ストレートネックになっている、もしくは予備軍の可能性があります。

 

ストレートネックになると重たい頭を支えるのに、周囲の筋肉を余計に使わないといけなくなるので、首や肩、背中、腰の方までパンパンになったり痛くなったりします。

また首の骨にも負担をかけるし、頭痛にも影響があるし、交通事故では通常の首よりも大きなダメージを受けるので、本当に良い事がありません。なにより見た目的にもあまりかっこいいと言えません。

 

では、どう気をつけていくか?
 ・目線と首の位置と肩の位置に気をつける。
 ・ずっと同じ姿勢でいるのは避ける。
 ・首の前側や胸、お腹の筋肉をほぐす。
 ・首の後側や肩甲骨、背中の筋肉を鍛える。
この辺を意識して生活をしていく事で、ストレートネックは改善されていきます。

投稿者: アット接骨院

アットブログ

2022.04.05 更新

桜咲いた!……と思ったら雨降って寒い……!

っていうのが毎年になってきましたね。もうだいぶ桜も散ってきましたが、どこかに見に行ってきたりはしましたでしょうか?

 

今回は目の乾燥の話です。

目を抑えてる人

 

目覚めとともに目がしょぼしょぼしていたり、乾燥しているなーとか感じることがありませんか?

この時期だと「花粉のせいかな?」とも考えられますが、それがずっとだと目が乾燥して疲れている可能性もあります。

この状態だと肩や首がこってきたり緊張型頭痛につながってしまうこともあるので、注意です。

 

目の乾燥は、まばたきがちゃんとできていないのが大きな原因の一つです。

目はまばたきをする事で、涙が補充され潤います。

しかし、まばたきの回数が少なかったり完全に目が閉じていなかったりすることで、涙などが補充されず目が乾燥しやすくなってしまいます。

 

ちゃんとしたまばたきは『意識的にまばたきをする』ことでできるようになります。

つまり、しっかり目を閉じるのと回数を増やすことですね。

こうして意識的にまばたきをする事で、じょじょにちゃんとしたまばたきができるようになると言われています。

 

他にも『集中して何かを見ている時』や『まつ毛の内側のメイク』によって目が乾燥してしまうことがあります。

前者であれば、30分~1時間に一回くらい目を休めたり、一日の最後にホットタオルで目元を暖めたりするのが効果的です。

後者は、マイボーム腺という油分を分泌する器官がメイクによってふさがれてしまい乾燥してしまうので、気をつけてみてください。

 

■まとめ

目の乾燥を防ぐには……

・意識的にまばたきの回数を増やす

・まばたき時にしっかり目を閉じるようにする

・目を休める時間を作る

・まつ毛の内側のメイクに気をつける

投稿者: アット接骨院